なろう ラノベ

【2期4話感想】『Re:ゼロから始める異世界生活』まずは過去と向き合え。リゼロの聖地が判明?

2020-08-02

リゼロ二期4話_グリーンピース

©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会 ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会 ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会

2020/07/29(水)『Re:ゼロから始める異世界生活』第二期4話が放送されました。
一期から通しでの名称は「‐ 2nd season 29話 ‐」タイトルは「親子」となっています。

原作10巻の内容のうち、2割ほどの消化率。
4話もOPなしでした。
2話の最後にOPがお披露目されてから、未だ登場せずですね。
それだけストーリーをしっかり詰めていることが分かります。

一方のEDは、映像が初解禁。
大きく動きのある映像ではありませんが、OPの路線に沿いつつもオシャレで綺麗です。
これは考察がはかどるやつ。
話が進むにつれて意味が分かってくる系です。

 

今回は、エキドナの精神世界が舞台でした。
もう戻ることのできない故郷・日本が、全体的に淡く白く表現されていました。
季節は春で、桜吹雪が舞っていたのがいたのが印象的でしたね。

アニメで想像に色がつくと、家族と会えない悲しさよりも、過去を清算する前向きな面が強く出ていたような気がします。

文字情報だけだと分かりにくかったスバルの部屋や、プロレスシーン、グーリンピースの山盛り具合など、細かいところが補完できて、一原作ファンとしては面白く観ることができました。

 

内容の三行まとめ

  • スバル家の日常
  • 父との別れ
  • 母との別れ、学校でエキドナと出会う

今回はほぼ原作通り。

スバルの過去やコンプレックスがオリジナル演出で入っており、分かりやすくなっていました。

 

スバル家の日常

リゼロ二期4話_スバル家

©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会

素晴らしい家庭だ。
ところでスバルよ。そのフィギュアたちはなんだい?
スバルの好みが、部屋から見て取れますね。
暗いので分かりづらいですが、部屋のポスターがMF文庫Jの作品になっていました。
『学戦都市アスタリスク』や『アブソリュート・デュオ』は2015年にアニメ化されています。

 

カオス。

あの家庭に育てば、それは面白い人間になるはずです。
父と母がボケまくるので、スバルのツッコミ能力はここで培われたのだと思います。

異世界ではスバル主導でボケるので、内容が通じずにツッコミ不在となるのが痛いところでした。
しかし二期のスバルには、オットーやラムという強い味方がいるので盤石の体制になりつつあります。

エミリアもボケますが、スバルはエミリアに対してあんまり強くいかないのが面白いところです。

なろうに載っている有名作品としては珍しく、転移前の世界について多く語られています

何らかの形で転生・転移前の世界(現代日本)にケジメをつけるというエピソードはありますが、ここまで深く掘り下げるリゼロは稀有な存在だと思われます。

多くの作品は現実に未練が少なく、異世界という夢に生きる道を取っているはずです。
ぶっちゃけ現実は邪魔ですからね。

脱線しますが、なろうには異世界での人生を生き抜いて、元の世界の贖罪をなしとげるというような凄まじい作品もあったりします。知らないだけで、他にも凄い作品があるはず……。

 

メモ

スバルは公立高校3年生、中流家庭育ち。

 

父との別れ

リゼロ二期4話_父との別れ

©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会

リアルなのはキツイと言えばキツイ。
平日の昼間に出歩く感覚はよく分かるぞ。
そうですね。
世間体もそうですが、コンプレックスというものは多かれ少なかれ誰でも持っているものです。
スバルの行動原理の一端が見えた気がしました。

 

前半のスバル家では、この父にしてこの子ありといった感じでした。
しかし打って変わって外の世界では、父・菜月賢一が優秀過ぎるために、すべてにおいて比較されるという状況になっていました。

スバルにとっては非常につらい環境だったと思われます。

父・賢一はその辺りのバランスを取ることをしなかったのか若干の疑問。
おそらく親になってみないと分からない感覚というのも、一方であるのだと思います。

それにしても、cv.鳥海浩輔さんがめちゃくちゃ合っていましたね。
前回の登場時に、「そういう感じで来るのか!」という驚きもありました。

暗くなり過ぎず、感動を狙いすぎず、活気や若さがありつつも、良い塩梅に落ち着く。
今後もいろいろな作品で、様々な父親像が登場することに期待できます。

あと、缶コーヒーを片手で開けるのカッコいいですね。
父親になったときのためにぜひ練習しておきたい。

この辺りの環境音がヒヨドリが鳴いていたりして、完璧にその辺りの日本(郊外)でした。

レムやエミリアのおかげで一人前の男になれたスバル

この状態のスバル(死に戻り経験者)が現実世界にいたら、とんでもない傑物になりそうです。
この両親との別れの経験も、きっと強さに変わるはず。

 

母との別れ、学校でエキドナと出会う

リゼロ二期4話_母との別れ

©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会

お母さま可愛いお母さま可愛いお母さま可愛いお母さま可愛いお母さまおかわ。
はい、独特の雰囲気に惚れますね。
ここはエキドナ様の制服姿も目に焼き付けておきましょう。

 

ここで重要なネタバレなのですが、「ス」と書かれた容器のマヨはスバルのマイ・マヨでした。
かつて異世界でマヨネーズ作りをしたのは、家庭の味を思い出したこともあったのでしょうか。

自室に向けて頭を下げるスバル。
根にあるのは日本人的な感覚で共感を覚えます。

母・菜月菜穂子も良いキャラをしています。
小説で読んだときは、もっとキツイ印象のわがままな母親なのかと思っていました。

cv.柚木涼香さんによる声がついたことで、落ち着いていて淡々としていながらも、おバカ可愛いといいますか、父・賢一が惚れた理由が分かるような気がしました。
おせっかいな母親像でも、隠された優しさが全開なところに惹きつける要素がありそうです。

そしてお母さんによる息子への共感の仕方が、完璧にリアルお母さん
ストーリーが初見でないにもかかわらず、危うく涙腺が緩んでいたところでした。
ほんわかとした雰囲気で、突拍子もないことを言うお母さんに助けられました。

 

ところで、スバルの「死」に関する描写もそうですが、アニメでは別れのつらさや感動に一種のマイルドさがありました。

理由を2つ挙げてみます。

  1. 小説では、人の想像力に限界がないこと
  2. 小説には、地の文でより詳細に伝えられる表現力があること

良い悪いではなく、アニメと原作とで違いを楽しむのも一つの楽しみ方だと思います。

正直、同じストーリーラインを辿ることほどつまらないものはないはず。
アニメを観てから原作を読むよりも、ストーリーの気になる原作を読んでからアニメを観る方が、かける労力が少ないという面で楽しみやすい……気がします。

皆さんは好きな作品を観るときはどちら派なんでしょうね。

ここまでリゼロを視聴している方がいたら、表現の違いが楽しめる今が原作を買うチャンスですよ。と、出版社に媚びたことを言ってみます。

最後に制服で登場するエキドナ。
web版にある公式パロディ「学園リゼロ」を本編でやってしまったのかのような展開です。
制服を着たスバルがどうなるかは、次回のお楽しみの4話でした。

 

余談:リゼロの聖地、スバルの故郷は日本のどこにあるのか?

舞台が異世界なので、厳密な聖地はありません
しかし4話で日本の景色が多く登場しました。

原作の本文中には、スバルの出身が書かれてないと思われます。

アニメの中で注目したのは母と別れるときに、線路沿いに一階建ての家屋が立ち並んだ光景です。
あまり見ない景観のような気がします。

環境音にムクドリの鳴き声が入っていることから、
ムクドリの分布を見ると本州かなと思えば、聖地のコンビニは特定されているんですね。

一期1話に登場する転移前のシーン。
千葉県千葉市緑区あすみが丘東2丁目1−1の「ミニストップあすみが丘東店」だそうです。

(※リンクは個人の方のブログです)

コンビニなんてどこも同じつくりだろう、と思った方がいたらそれは間違い!
実際に行かれた方の画像を見ると、特徴のある立地も同じになっています。

そのコンビニの近くには外房線が走っています。

しかし高架になっていて、スバル母と別れた場所は見つかりませんでした。
しいて言えば、下り方面へ行った南東側に少しだけ似たような景色があります。

リゼロ地図

地図データ©2020 Google

下側の地図、赤いピンがコンビニ、中央下の黄色い人マークがストリートビューの場所。
反対側は畑か田んぼです。

「スバル父とは神社のようなところで別れてるし、菜の花と桜のあれは千葉になさそうだし、見つからないな……」と迷っていたら、Twitterに答えがありました。

 

 

完璧だこの方……。

埼玉の幸手市のようです。
コロナの状況下で巡礼は厳しいので、ネットで楽しむのが吉です。


©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会

 

-なろう, ラノベ
-, , ,